プラチナが牽引
- UPDATE
- 2014.01.20
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週末発表された米国経済指標は、米住宅着工件数が市場予想を上回る上昇となったものの、ミシガン大消費者信頼感指数は市場予想を下回る悪化となりました。
経済指数は強弱ありましたが、米国は本日月曜日が祝日ということで3連休前のポジション調整の中、米雇用統計からの緩和縮小のペースダウンの思惑から貴金属は急騰。今回は為替変動をあまり伴わなかった為、国内価格も素直に大幅上昇となっています。
ただ、金は上昇してもBOX圏からなかなか抜け出すことが出来ていません。今回の上昇は金自体の要因というよりも、ブレイクしているプラチナに引っ張られている部分も大きいと思われます。
そのプラチナは、米景気回復と世界的に好調な自動車需要に急騰を続け、金との価格差を拡大させています。また、プラチナ最大の産出国である南アフリカで、鉱山の労使交渉のもつれからストライキも続出しており、供給面でも不安があり、まだ高値追いしそうな雰囲気ですね。