ブラックマンデー
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- 2015.08.25
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金曜日からの世界同時株安は週を跨ぎ継続。
日経平均は-4.61%、中国上海は-8.5%、英独は-4.7%、仏も5.4%。米NYダウも一時1000ドル安を付けて-3.57%。
売りが売りを呼ぶリーマンショックを思い起こさせるようなパニック相場です。
この混乱で米利上げ観測は大きく後退。9月はもとより年明けまで難しいのではないかとの憶測も強くなっています。
為替も大荒れとなり、リスク回避で円が買われ一時116円台まで急騰。
原油は再び40ドルを割り込むなど商品市場も全面安。
貴金属もこれだけのリスクオフが進めば商品的側面から売られます。通貨的側面が強い金こそ小幅安で切り抜けていますが、プラチナ・銀は大崩れ。急激な円高となったことで国内価格は下げ幅を広げています。
まさにブラックマンデーという言葉が当てはまるような展開です。市場はまだ落ち着きを取り戻しておらず、ボラリティの高い相場状況は続くでしょう。
日米中からの対策が待望されます。