ビックイベント続きの1週間
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- 2012.08.20
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ビックイベントが続く1週間が始まりました。
まずはフランス大統領選ですが、予想通り社会党オランド氏と現フランス大統領サルコジ氏が決選投票へと進むことになりました。得票率はオランド氏27.1%、サルコジ氏26.7%と現職がリードを許す展開。
市場にとっては理解あるサルコジ氏の再選を望んでいますが、なかなか難しい状況です。
決選投票は5月6日。同日にギリシャ総選挙も予定されており、今後の欧州を左右する日になりそうです
そして25日(水)にはFOMCが開催予定。ここで具体的な追加緩和策の発表はないでしょうが、前回の追加緩和に否定的なスタンスがどこまで緩むのかが焦点です。バーナンキFRB議長の発言に注目です。
トリは27日(金)の日銀金融政策決定会合。追加緩和が発表されることは確実視されており、注目は緩和の内容。市場予想を裏切るような規模の追加策ならば、失望から円が買われることになるでしょう。デフレに対する日銀の本気度を示さなくてはなりませんが、白川総裁はいつものごとく過度な期待にブレーキを踏ませるような発言を続けています。本当に市場が満足するような緩和策となるのでしょうか?
ビックイベントが続く関係で、市場は大きく動きにくい状況です。暫く様子見がベターです。