ビックイベントが続く
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- 2016.06.02
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昨日発表された中国製造業PMIは市場予想を下回る低調な結果。
日本では消費増税延期が正式発表されましたが、既成事実化していた事もあり驚きはなし。しかし、格付け会社S&Pが格付けに影響なしとの見解を示したことから、急速な円高が進行。円は一気に1円以上の急騰で109円半ばまで円高となりました。
為替については国内情勢に加え、中国の元安や英EU離脱問題も絡み円高要因が強まっている状況ですね。
米国では5月ISM製造業景況指数が発表され、51.3と市場予想50.4を上回り、さらに分岐点である50も3カ月連続でクリアと非常に強い結果に。また、同日発表されたベージュブックが、全地区での経済の穏やかな成長を確認というポジティブな内容となったことで早期米利上げ観測がさらに強まりました。
貴金属はこの状況下では当然のごとく下落しましたが、下落幅は限定的。
本日のECBとOPEC、そして明日の米雇用統計とビックイベントが続くこともあり警戒感はMAXです。