パニックは続く
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- 2015.08.26
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世界同時株安でパニック的な相場となっています。
まずアジアでは、前日からの急落に対する動揺が続き日経平均は-4.12%と1万8000円割れ、中国上海総合指数も-7.63%と3000の大台を割っています。
止まらない株安に危機感を募らせる中国人民銀行は引け後に、金利と預金準備率を同時に引き下げる異例の緩和策を打ち出し。金融緩和が待望されていたところでの早速の対応を市場は好感し、欧州株価は急反発。その後の米市場も欧州株高の流れを引き継ぎオープニングからNYダウは約300ドル高と株安の連鎖が止まったと思われましたが、引け間際に急落し終わってみれば-204ドルと大幅続落となりました。
非常にボラリティが高く予想がつかない相場となっています。ここまでの世界的な株安は想定外であり行き過ぎですが、世界経済の先行きと同様に底が見えない極めて不透明感の高い状況に手が出ません。月末要因も含めて、今週で底値を出し切ることができればいいのですが…。
混乱が収束するまで耐えるしかありません。
安全資産として買われていた金も昨日は大幅安。ここまで市場が崩れれば金も無傷ではいられません。リーマンショック時の初動も下げでした。市場が落ち着いてからが勝負ですね。