ドル高修正 貴金属急騰
- UPDATE
- 2017.01.06
- GATEGORY
- OTHER
昨日発表された米ADP雇用統計は民間部門雇用者数が15万3000人増と市場予想17万人増を下回る結果となりました。
また、昨日朝方に公開された12月FOMC議事録も、トランプ次期大統領の財政刺激策による上振れリスクを懸念しながらも、今後数年は緩やかな利上げが適切との認識が多数派であることが確認されました。
早ければ3月にも次の利上げがあり得るとの見方も台頭してきていましたが、これはひとまず後退。ドル高一服の流れは強まり、ドルINDEXは101.4まで下落しています。
そして、ドル高一服で貴金属は連騰となり、金は1180ドル台まで急騰。しかし為替も一気に115前半まで円高に動いていますので、国内価格については相殺されています。
本日の米雇用統計も弱気予想となっており、ドル高修正はしばらく続きそうな流れ。このタイミングで貴金属はどこまで値を上げることが出来るのか注目です。