ドル高一服でも貴金属の反発は限定的
- UPDATE
- 2015.12.02
- GATEGORY
- OTHER
昨日発表された米ISM製造業景況感指数は48.6と市場予想50.5を大幅に下回りました。節目である50を割り込み、2009年6月以来となる低水準です。
予想外の悪化でも、12月利上げに変更を強いるほどではなく、むしろ来年以降の米利上げペースが鈍化するとの楽観的な見方からNYダウは上昇。
一方、欧州ではユーロ圏製造業PMI、ドイツ製造業PMIが改善したこともあり、ユーロが反発し、ドル高が一服。ドルINDEXはようやく100を割ってきました。
ドル安でもECB理事会での追加緩和が濃厚とされていることが重しになり貴金属の反発は限定的。今週末の米雇用統計が終わるまで様子見ですね。