ドル高・株高でも下げない貴金属
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- 2017.02.22
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米国が3連休明けとなる市場。
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が3月利上げを排除せず、年3回の利上げが適切と発言。先日のイエレンFRB議長と同様に3月利上げの可能性を示唆する発言が続いています。
3月利上げの可能性は20~30%と言われていますが、市場はほとんど無視の状況。仮に3月利上げがあったとしても、それは堅調な米経済の回復を裏付けるものであり、株を筆頭に強気の相場が続くとの考えが主流のようです。
この日も米製造業PMIが予想を下回という悪材料があったにもかかわらずNYダウは100ドルを越える上昇をみせ、8営業日連続となる最高値更新で2万743ドルまできました。
そして、ドル高・株高にもへこたれず、貴金属はほぼ同じ値位置をキープ。利上げより、政局リスクやインフレ懸念への意識が上回っているという事なのでしょうか?