ドル高でも地政学的リスクが貴金属を支える
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- 2018.01.04
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12月FOMC議事録が公開されました。
相変わらずのインフレ率の伸び悩みに懸念が示されていましたが、多くのメンバーがインフレは緩やかに2%に上昇すると予想していることも分かりました。また、トランプ政権による税制改革が景気を押し上げるとの見方を示していることから、3月利上げが意識される展開となっています。
そして、同日発表されたISM米製造業景況指数が市場予想を上回る改善となったこともありドルが急反発。
ドル高を受け前日まで急騰していた貴金属は大きな下落を見せるかと思われましたが、イラン反政府デモと北朝鮮情勢という地政学的リスクが相場を支え、貴金属の下落は限定的なものとなっています。
正月休み明け早々ですが、明日は米雇用統計。市場の流れに取り残されないようにしないとダメですね。