ドル安でも貴金属は下落
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- 2016.04.05
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先週末の米雇用統計に続き、昨日発表された米経済指数も改善。
また、ローゼングレン・ボストン連銀総裁が「市場の想定よりも早い時期に追加利上げを行う公算が大きい」と発言。イエレンFRB議長のハト派発言以降もメンバーからのタカ派発言が続く捻じれが続いています。
堅調な米経済の回復に相次ぐ早期利上げ発言とドル高材料満載ですが、ドルINDEXは対した変化なし。95を割り込んだややドル安といえる水準で動いているものの、商品は連動してきません。
やはりここにきて原油価格が下落に転じてきていることが商品相場全体の足を引っ張っています。原油は4/17の産油国会合での増産凍結協議が不調に終わるのではないかとの見方が強まっていることが重しになっています。30ドル以下では協調できても、それ以上になると思惑が絡んで簡単には合意できそうもありません。落としどころはあるのでしょうか?