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ＦＯＭＣ議事録からの3月利上げ観測後退ムードの中、ムニューチン米財務長官がドル安を歓迎するような発言をしたことからドルが一段安となりました。

ムニューチン米財務長官はインタビューで、米経済は2018年後半には3％成長を達成する見通しと強気の発言をし、ドル高・株高についてはトランプトランプ政策への信頼を反映していると述べました。しかし、ドル高には問題があり、金利見通しについては長期間の低金利としたことで、ドル売りが加速。ドルＩＮＤＥＸは101を割り込みました。

また、トランプ大統領がぶち上げていたインフラ投資や減税について、この日も何も触れなかったことで、不信感が増してきている状況。28日にトランプ大統領が議会演説を行う予定で、ここで具体的な発言がなければ期待が失望に変わることになるでしょう。

貴金属はドルを受け全面高。金はついに1250ドルを上抜けてきています。