トランプ会見後も不安定な相場
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- 2017.01.13
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トランプ会見の余波が続く市場。
失望する結果となった会見を受け、ドルが軟調に動き、ドルINDEXは一時101を割り込む水準まで低下。相対的にドル安を受けた金は急騰し、1200ドルを突破し、1207ドルまで値を飛ばしました。
しかし、このドル安貴金属高の流れは、米連銀総裁の相次ぐタカ派的発言などにより修正が入り、結局金は1200ドルを維持できずに終わっています。
今回のトランプ会見は期待外れでしたが、それでも1/20の大統領就任式では市場の期待する何らかの材料が示されるかもしれないとの見方もあり、現時点で一方的に動くことが出来ないところはありますね。
全体な流れはドル高のピークアウトが意識され、貴金属の上昇基調も鮮明になってきました。一方で、為替の調整も貴金属以上に急ピッチに進んでいます。円は昨日114円を割り込む動きを見せるなど、振れ幅も大きくなってきています。
不安定な市場ですね。