トランプ・リスクが後退で貴金属下落
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- 2016.09.28
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昨日行われた米大統領選第1回テレビ討論会はクリントン氏優勢の結果となりました。
これによりトランプ・リスクが後退し、市場は安堵感からリスクオン。
NYダウは上昇し、対照的に安全資産として買われていた貴金属が売られる展開となりました。
9月利上げ見送りというアドバンテージを得ながらも、貴金属は頭の重い値動きが続いています。やはり現状では年1回の利上げは避けられないという現実が効いているのでしょうか?
このところの買いの主流は中印といった現物派ではなく、欧米のETFに移っているのも振れ幅を大きくさせる要因。安定的な現物派に対し、月末や四半期末ごとにポジション調整が入るETFではやはり値動きが違ってきます。
貴金属にとっては我慢の時が続きます。