チャイナリスクとクリミア情勢
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- 2014.03.12
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終値はほぼ同じ水準ながら、激しく貴金属は動きました。
まずウクライナで、クリミア議会が独立宣言を採択。コンスタンチノフ議長は「ウクライナに戻ることはない」と強調し、ロシア編入に向けての動きを加速させています。
16日の住民投票でもロシア編入が勝利するのは既定路線。対する欧米は激しく非難を繰り返していますが、実際は経済制裁しかない手詰まり状態です。
ウクライナ情勢の悪化で、安全資産として貴金属は買われる展開になり、金は一時1350ドルを越える急騰。
しかし、その後は中国でのデフォルト問題で市場に警戒感が強まり、金は上値を削って終わっています。
暫くはチャイナリスクとクリミア情勢次第の相場です。