米中協議への失望感が拡がり金属相場は弱含み。
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- 2018.08.23
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昨日から米中当局者による協議が行われたものの、事務者間での通商協議は不発に終わり、米中は追加関税第2弾として25%の追加関税を発動。
米中通商協議によって報復的な関税合戦に終止符が打たれるとの期待感から失望感に変わり、市場には再び暗雲が漂いはじめている。
また、米連邦準備理事会(FRB)が22日に公表したFOMCの議事要旨議事要旨によると、大規模な通商問題が長期化すれば、企業心理のほか、投資支出、雇用に影響が及ぶ可能性があると指摘しており、米中の貿易摩擦が今後の実体経済に与える影響も気になるところ。
昨晩の金属相場は今回の協議が物別れになった事から失望感が拡がり非鉄・貴金属相場共に弱含みの展開に。
市場に次ぎの注目は本日から開かれるジャクソンホール会議。明日のパウエル議長講演では今後の利上げスキームに修正が入るのか、最大限の警戒が必要。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
23日 20:30 ユーロ:ECB理事会議事要旨
23日 21:30 アメリカ:前週分新規失業保険申請件数
23日 22:45 アメリカ:8月製造業PMI
23日 23:00 アメリカ:7月新築住宅販売件数
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)