米雇用統計鈍化、市場の反応は限定的。
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- 2018.08.07
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先週末に発表された7月の米雇用統計は市場の事前予想を下回る前月比15万7000人増となり雇用者数の伸びが鈍化。
一方で失業率は再び3%台に低下。6月と5月の雇用者数の伸びは上方修正される結果に。
注目された7月の雇用統計ですが雇用情勢が鈍化している事を確認した事により、利上げに対してはネガティブ要因になった事で
市場はこの結果を却って好意的にみる恰好となり週明けの市場の反応は限定的。
昨晩のNY株式市場は、米中貿易摩擦の懸念より、米企業の好業績を受けた買いが続き3指数そろって続伸。
中国政府は米国の追加課税措置に対抗して、銅精鉱を含む、5,200項目の米製品に対する課税措置を発表したが、
中国の米国依存度は3%程度で実質的な影響度は低いとの見方も出ている。
今週も引き続き米中貿易摩擦の行方が最大の焦点になりそうですね。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
7日 28:00 アメリカ:6月消費者信用残高
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)