米中貿易摩擦懸念からリスクオフ。
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- 2018.08.02
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今回のアメリカFOMCでは市場の予想通り現行金利は据え置きとなり結果的にはノンサプライズ。
ただし、足元の景気判断を〝堅調に推移している″から〝力強く成長している″と上方修正し、
次回9月会合での利上げに踏み切る可能性が示唆された事は秋口以降の市場動向に一定の影響を与えてきそうですね。
市場は今回のFOMCにはほぼ無反応でしたが、米トランプ大統領が対中関税を25%に引き上げると発表した事で米中貿易戦争への懸念が再燃。
セオリー通り商品相場は総じてリスクオフの波に晒される中、非鉄相場では復調傾向だった銅・ニッケルも昨晩は一転下落。
昨日発表された7月中国製造業PM Iが振るわない結果になった事も相場の重しとなったようですね。
大きな経済イベントが続いた今週ですが、明日は大トリの7月米雇用統計が発表される事もあり週末~週明けにかけて相場はもう一波乱ありそうですね。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
31日 18:00 ユーロ:6月卸売物価指数
31日 20:00 イギリス:英中銀金融政策委員会議事要旨
31日 21:30 アメリカ:先週分新規失業保険申請件数
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)