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ギリシャ債務問題の期限となっていた20日。

ギリギリの協議の末、ギリシャへの2月末で期限切れとなる金融支援を4か月間延長することで暫定合意。本日23日までにギリシャは改革案を提出し、その内容をトロイカ（欧州委員会、IMF）が精査した後に承認という流れになります。

ひとまずギリシャのデフォルト・ユーロ離脱は一旦回避されましたが、ギリシャが要請していた支援延長は6ヵ月から4カ月に短縮され、緊縮策の見直しもほぼ退けた内容で、ギリシャ側が大幅に譲歩した形となっています。

反緊縮で当選したチプラス・ギリシャ首相もこのままでは終われないでしょう。本日提出される改革案に注目が集まります。

ギリシャ支援暫定合意を受け貴金属は軟調。金は1200ドルの攻防戦。大崩れは免れましたが、浮上の切掛けもなく底値探りの展開。1200ドルをはっきり割れることになると、そこからの一段安になる可能性大です。