相場天気予報MARKET FORECAST

ハト派的といえるFOMCで落ち着きを取り戻した市場ですが、もう一つの重大問題であるギリシャ債務問題が持ち越したままという事もあり、積極的な動きが手控えられています。

タイムリミットと言われていた18日は決着がつかず、本日22日の臨時ユーロ圏首脳会議へとギリシャ債務問題は先送りされました。

本日の会議を前に、ギリシャ側が新提案を提出していますが、依然EU側の要望を満たすものではないようです。未だお互い歩み寄りの気配はなく、楽観論が後退し、デフォルトもあり得るとの雰囲気が強まってきました。ただ、25-26日にもＥＵ首脳会談が予定されている事から、今週一杯交渉が続く可能性も有ります。

ギリシャ問題への様子見ムードが強く、市場は膠着状態。貴金属もほとんど動いていませんね。