ギリシャ協議はまとまらず
- UPDATE
- 2015.06.25
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ギリシャ問題。
24日のユーロ圏財務相会合で協議を大筋合意まで持っていくスケジュールでしたが、昨日は合意まで至りませんでした。
先だってギリシャが提出していた改革案に対し、債権団が対案を提示。特にラガルドIMF専務理事が構造改革よりも増税に偏り過ぎているとしてギリシャ改革案に厳しい姿勢を示しているとの事。
ギリシャ自身が提示した改革案でさえ、国内では強い反発を招いている中で、さらに厳しい内容と思われる債権団の対案をギリシャ国民が受け入れることが出来るのか大いに疑問です。チプラス首相の退陣も噂される中でギリギリの交渉は続きます。
再びギリシャ債務問題が不透明感を強めたことで市場はリスク回避に向かいましたが、同日発表された米第1四半期GDPが上方修正されたことで9月米利上げ観測からドル高。
貴金属は前日の急落から反発することが出来ませんでした。下値模索の展開が続きます。