キプロス次第
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- 2013.03.23
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この週末はキプロス。
昨日からキプロス議会も再開され、25日のタイムリミットまでギリギリの調整が続いています。
ロシアが支援を拒否したとのバッドニュースもありましたが、銀行再編法案が可決されるなど前向きな動きがあり、さらに24日にユーロ圏財務相会合が開催されるという事で、市場にはやや楽観感的な見方が強まってきています。
しかし、蓋を開けてみないとわからないのが欧州問題。過度の期待は禁物です。
キプロス問題に楽観的な見解が広がったことでユーロは買い戻されドルは売られる展開。このパターンなら貴金属も続伸となるのが通常ですが、昨日は下落。安全資産として買われていた部分が売られたのでしょうか?金はなんとか1600ドルをキープして週を越すことができましたが、上昇基調とは言えません。来週の値動きに注目です。
一方で、為替では円高に振れたままで終値94.5円。このタイミングで調整が入りです。黒田日銀新体制下での追加緩和発表が待たれます。