エジプト情勢を受け、急騰の貴金属
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- 2013.08.19
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エジプト情勢の激化を受け、安全資産として金が再度買い戻される展開が続いています。
米国では9月緩和縮小開始に対しての思惑が飛び交い不安定な市場となっています。米株式市場もここにきて失速。長期金利の上昇も懸念される水域まで来ており、9月の米市場はゴタゴタしそうな雰囲気です。
ポールソン氏のファンドが金ETFの保有を半減させ、ソロス氏は金市場から完全撤退というニュースも出ましたが、貴金属市場は揺るいでいません。このまま金は1400ドルを抜けていくことができるのでしょうか?
現在最も強いのが銀。わずか10日間で19.5ドルから23.5ドルまで約20%の上昇。他の貴金属に比べ、下落が長期化していたことでエネルギーは溜まっています。一度勢いがつけば吹き上がるエネルギーは凄いですね。値動きの軽さが銀の最大の魅力です。
但し、下げる時も物凄いスピードになるのもお忘れなく…。