ウクライナ住民投票
- UPDATE
- 2014.03.17
- GATEGORY
- OTHER
ウクライナ・クリミア住民投票は95.5%がロシア編入を支持。
一部ボイコットもあったようですが、投票率も83%と非常に高い数字となったようです。
ロシア以外はこの住民投票を「違法」として受け入れず、本日にも対ロシア制裁を発動するとのこと。
ここまでは既定路線通りの動きです。
ロシアにアドバンテージがあるとみられますが、欧米の経済制裁によるロシア国内の経済的損失も非常に大きなもので、決して無傷ではありません。欧米の追加制裁が決定すれば、対抗手段として米国債の売却に出るとの話もあります。
また、クリミア同様に、ロシア系住民の割合が大きなウクライナ東部への飛び火も懸念されます。
軍事衝突の可能性は現状では低いでしょうが、事態の長期化は避けされないでしょう。
ウクライナ情勢の更なる緊迫化を受け、貴金属は一段高。金は1380ドル台まで到達し、1400ドルに王手です。ただし、安全通貨である円もやっと買われ、一気に101円台。
イケイケの貴金属相場ですが、明日からFOMCがあります。FOMCでは追加緩和縮小継続が見込まれており、貴金属の上値を抑えることとなりそうです。