イラン情勢不透明感から原油相場独歩高。
- UPDATE
- 2018.05.10
- GATEGORY
- OTHER
トランプ大統領によるイラン核合意離脱発表を受け、俄かにイランを巡り中東情勢に不透明感が強まる中、原油供給リスクが連想される中原油相場は昨晩急騰し足元71ドル台で推移。
また原油相場上昇がインフレ圧力を高める図式となり、米長期金利も上昇し再び大台の3%まで上昇。
一方で原油相場上昇は金属相場のツレ高材料とはならず、却って長期金利上昇やドル高が上値を抑える要因となり、昨晩の貴金属・非鉄相場は上値が抑えられる展開となり、コモデティ―マーケットは原油相場が独歩高の様相。
再びオイルマーケットが市場を騒がす局面となりそうですが、イラン情勢が国内の原油供給リスクに直結しているだけに、正に他人事ではありませんね。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
10日 20:00 中国:4月消費者物価指数
10日 20:00 イギリス:イングランド銀行金利発表
10日 21:30 アメリカ:4月消費者物価指数(CPI)〈前月比〉
10日 21:30 アメリカ:前週分新規失業保険申請件数
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)