イエレンFRB議長証言待ち
- UPDATE
- 2014.02.27
昨日発表された米新築住宅販売件数が前月比+9.6%の46.8万戸と予想以上に強い結果となりました。
悪天候を理由に弱い経済指標が続いていたところでのサプライズ的な改善となり、市場は大きく反応。イエレンFRB議長議会証言前という事もあり、行き過ぎた緩和縮小ペース減速への楽観的な見方が修正されることになりました。
こうなると貴金属は当然のように調整され、久々の大きな下落となっています。
本日のイエレンFRB議長議会証言に市場の注目が集まっています。今回の議会証言は延期されたものであり、当初の状況より情勢は確実に悪化しています。イエレンFRB議長の景気認識が問われることになり、景気減速を認めるような発言があれば一気に貴金属は買われる展開となります。要注意です。
代替通貨として金にとって代わるのではないかというくらいの勢いを見せていたピットコインがクラッシュ。日本にある大手取引所「マウントゴックス」がついに取引全面停止を表明しました。
ピットコインは信用を裏付けするものがなく、そこに疑問符が付けば終わりです。
そして取引上の問題が発生しても、財務省・金融庁は管轄外を盾に動かないようです。
将来的な可能性は否定できませんが、あまりにリスキーなものであるという事が明らかになりました。
やはり代替通貨は貴金属に限ります。