ややリスク回避
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- 2017.06.01
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昨日発表された米経済指数が軒並み低調な結果だったことを受けリスク回避の動きとなりました。
目前に迫ってきた6月米利上げという要因があるにも関わらず、ドル・米長期金利も低迷したまま。日経新聞では米低金利は米景気拡大サイクルの終わりが近いから、との見解が示されています。米国での好調な雇用情勢と冴えないインフレ指数という対比が鮮明になってきている状況で、トランプ政権への期待がしぼむ中、株価が崩れ始めれば一気に局面が転換しそうな危うさを感じます。
そのトランプ大統領は昨日パリ協定離脱を決断。温暖化対策よりパイプラインなどの経済政策を重視するという事になります。
この決断に各国からは当然大ブーイング。欧州をはじめとする米国離れが加速しそうです。
貴金属はドル安に素直に反応して上昇。金は抵抗線となっている1270ドルを一時突破してきています。