まだ弱気一色の金相場
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- 2015.07.27
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ゴールドマンサックスの1000ドル割れに続き、モルガンスタンレーも800ドル台と弱気な予想が続く金相場。
週末も早期米利上げ観測に押され一時1170ドル台まで下落しましたが、引け後に1100ドル台に切り返す荒い値動き。1100ドルを下回ればショートカバーが入りますが、それでも下値を徐々に切り下げる泥沼状態。先週のようにどこかのラインに引かれたポイントを踏み抜けば、一気にプログラムが発動しストップロスを巻き込んだ大きな下落があり得る恐怖感があります。もう一段の急落の可能性は高いでしょう。
今週は29日(水)にFOMC、30日(木)に米GDP速報値という2大イベントが待ち構えています。市場のコンセンサスは年内利上げで、9月開始の予想が勢いを増しています。
利上げ議論に影響を与えるような結果となるのでしょうか?