相場天気予報MARKET FORECAST

米国がベテランズデーで静かな中、貴金属は上昇。

ドル建てで上げ、さらに円安が進んだことも追い風となりました。

貴金属価格はボラリティが大きくなっていますが、揉み合いが続く中で底が形成されつつある印象を受けます。まだ大きなショックを与えれば直ぐに割れそうな薄いものですが、徐々に固まって硬くなります。底固めのチャンスは大きなイベントがない今のうちですね。

「まだはもう成り」という言葉が浮かんできます。

円安はにわかに強まっている日本の解散総選挙観測を受けてのもの。

解散総選挙で安部自民党が勝利すれば、アベノミクス並びに日銀緩和に信認を得たとの判断から、さらなる景気刺激策が期待できるとの見方からの円安。いままではすべて円高の材料にされてきたことを思えば隔世の感があります。