またしてもギリシャ支援協議は合意に至らず
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- 2015.06.19
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ギリシャ支援協議はユーロ圏財務相会合でも合意に至りませんでした。
これを受け、EUは22日にユーロ圏首脳会議を緊急招集。月末のタイムリミット?まで瀬戸際の協議が続くようです。
昨日の会合でもほとんど進展はなかったようで、関係者からも悲観的な声が聞こえてくる状況は変わらず。いよいよデフォルトが現実味を帯びてきます。
ギリシャ国民も危機的な状況にあたり、国内銀行からの預金流出が加速。今週だけで約20億ユーロという巨額の預金が流失しているとの事。本当に末期症状です。
米国では前日のFOMCの内容吟味。
年内利上げはほぼ確実であるものの、市場が想定しているより利上げペースは緩やかになるとの見方から、市場には安心感が広がっています。
また、この日発表された米5月CPIが市場予想を下回る結果だったこともあり、ドルは軟調。
18日という重要日を通過した貴金属は金だけが急騰。金は1200ドルの節目を再び越えてきました。金以外は一時急騰した後、頭を叩かれ上値を消す展開。
まだ相場は落ち着きそうにありません。