相場天気予報MARKET FORECAST

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まさに「騒ぐ申年」

UPDATE
2016.01.07
GATEGORY

まさに「騒ぐ申年」となっている2016年。

まず、大揺れの中国で人民元の対ドル基準値をさらに元安・ドル高水準に設定。これを受け人民元は3日間で2.5%の大幅下落。

前日は株価と人民元の買い支えに出ていた所での手のひら返し。対策に一貫性がなく、経済成長鈍化に当局も混乱している様が見て取れます。

さらにこのタイミングで北朝鮮が水爆実験を実施したと発表。中東情勢が緊迫化している中で東アジアでも地政学的リスクが浮上するという悪循環に投資家心理は一段と冷え込み、NYダウは252ドル安とついに17000ドルを割り込む3カ月ぶりの安値。

一方、急激なリスクオフを受け安全資産としての金は連騰し、1090ドル台まで上昇しています。

 

昨日は12月FOMC議事録が公開され、一部のメンバーから低すぎるインフレへの懸念が示されていたことが明らかになりました。全会一致での利上げ決定とされていたものの、FOMC内でも意見の対立があり、今後の利上げペースは緩やかになるとの確認が取れたことで、当初よりハト派な内容と読み取れます。

また、重要な米経済指標も発表されており、ADP雇用統計は大幅改善しましたが、12月ISM非製造業景況感指数は先日のISM製造業景況感指数に続き予想を下回る低水準となっています。強いとされる米経済も盤石ではありません。

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