ちょっと雰囲気が変わってきた?
- UPDATE
- 2015.02.27
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昨日の貴金属は中国勢の春節祭明けの実需買いが入り急伸。
このところ鬼門となっていた欧州時間でも上げ続け、金は一時1219.9ドルまで上昇。
しかし、その後米国で発表されたコアCPI、耐久財受注といった経済指標が市場予想を上回る改善を見せ、さらに米連銀総裁が相次いで早期利上げを示唆する発言をしたことでドルINDEXは94.1から95.3まで急騰。
急激なドル高を受けた貴金属は圧迫され上値を削りましたが、何とかプラス圏で引けています。尚、ドル高円安となった事で国内価格は上昇。
貴金属はもどかしい展開が続きますが、上値を切り上げてきているのは好印象。インドの金輸入関税が引き下げられるとの報道もあり、これをテコに踏みあげていければよいのですが…。まだ油断できない状況です。