そろそろ動くか?
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- 2014.11.27
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昨日の米経済指標は軒並み低調な結果となりました。
ドル安に振れたにも関わらず、貴金属も円も小動きでした。
米国は本日感謝祭で休場となり、注目されるのはOPEC。総会に先立ってサウジアラビアをはじめとする湾岸諸国が生産枠を削減しないことで合意したことが明らかになっており、総会での減産決定の実現性は遠のいています。
これにより石油価格の下落は決定的な状況。
そして月末30日のスイス国民投票も要注意です。スイス中銀の金準備を増やすかが問われるこの投票。可決されれば金市場にとっては非常にポジティブですが、世論調査の結果によると否決される可能性が大。
OPECの減産見送りとスイス国民投票はある程度織り込まれているとはいえ、予想通りの結果となれば貴金属に対するマイナス影響は避けられません。
現時点で金は1190ドルを割ってきています。月末要因も絡み動きが大きくなってきそうです。